安田菜津紀(ポプラ社)
7つの国と地域から日本へ逃れてきた「難民」が教えてくれた、故郷の料理。
ミャンマーのラペットゥ(お茶の葉サラダ)、美味しそう。。
料理はもちろん話の入り口で、
そこから彼らが難民としてたどってきた道のりがひもとかれる。
小学校高学年向けの児童書とのことで、
難しい言葉は使われていないし漢字にはルビが振ってあるけど、
大人の私が読んでも決して物足りなさはない。
むしろ、入門書としてちょうどいいくらい。
まずは知ることから。そして、自分には何が出来るか。
こんなときだからこそ、考えたい。
「日本は海外からとても尊敬されている国です。だからこそ外国人に『日本のやり方に従え』と力を見せつけるのではなく、すてきな文化を持つ国としてあるべき態度をとらなければならないのではないでしょうか」
(「内戦を生きぬいた味」より)
0コメント