気をつけたいワードの1つ
先日、公園で娘と遊んでいたら、年配のご婦人が通りかかった。
たわいもない会話の最後、こんなことを言われた。
かわいそうね、コロナで。
これからの子は本当にかわいそう。
まあ旅行とか遠出はまだ出来ないですね~と答えつつ、
「かわいそう」というワードが引っかかる。
我が子たちって「かわいそう」なの?
正直、私は全くそう思わない。
たしかに今はコロナで不便なことも多いけど、
家族でこんなにたくさんの時間を過ごせて、
家族以外からもこんなに大切にしてもらって、
本当に幸せだなと思っている。
この幸せはコロナくらいじゃびくともしないのだ。
もちろん、ご婦人が悪気なく、
むしろ優しさからかけてくれた言葉なのもわかっているが、
悪気のない言葉こそ気をつけて使わなくてはならない。
で、私は思い出した。
この前、ママ友達に「かわいそう」と言ってしまったことを。
息子のお友だちが花粉症がひどくて薬もあまり効かない、という話をしていたときに、
今は子どもでも花粉症になるんですよね、
たしかに目の回りも赤いしかわいそう、と。
猛省した。
「かわいそう」というワードは善意から生まれたとしても、
やはりそこには多少上から下を見るような高低差を感じる。
きちんと考えれば、花粉症なのは大変だけども「かわいそう」ではない。
これからも反省を繰り返しながら、自分の言葉を磨いていきたい。
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